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SSコラム工法-工法概要と特徴

SSコラム工法の工法概要

SSコラム工法は、主にビルや店舗、住宅などの建築物や道路、橋梁、擁壁などの構造物の基礎を支える 地盤改良工事に用いる工法で、セメント系固化剤と水を混ぜ合わせたセメントミルク(スラリー)を地盤中に 注入し、原位置土と機械的に攪拌混合することにより地盤中に柱状の安定した均質な改良体(ソイルセメントコラム)を築造する工法です。

施工風景

SSコラム工法の特徴

SSコラム工法の攪拌装置

SSコラム工法の開発にあたっては、特に粘着力が高い地盤において発生し、改良体の品質がバラつく原因となる“土の共回り現象”(攪拌混合中に攪拌翼に土が付着したまま同時に回転することにより、未改良部分が残る現象)をいかに抑制し、ムラなく均一な攪拌混合を行うかに着目し、様々な実験を繰り返す中、攪拌混合中に共回り防止翼が土中に固定された状態をできるだけ長く持続することができれば、共回り現象の抑制効果が向上するという結論に至ったのです。
そこで、本工法の攪拌装置では、攪拌混合中における共回り防止翼の固定力を高めるために、共回り防止翼を左右に張り出させ、さらにその両端に円柱状の鋼棒を上下両方向に突出させて取り付けることによって改良体外の摩擦抵抗を大きくし、その結果、“土の共回り現象”を抑制して極めて粘着力が高い地盤においてもムラなく効率よく攪拌混合を行うことで、よりバラつきの少ない均質な改良体の築造となりました。

攪拌装置

攪拌写真

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目標性能が証明された確かな技術

SSコラム工法は、(財)日本建築総合試験所の建築技術性能証明事業において、以下の目標を掲げて性能証明取得にチャレンジし、この度、建築技術性能証明(GBRC 性能証明 第12-07号)を取得することができました。

SSコラム工法の目標性能

GBRC性能証明書

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様々な提案を可能にした幅広い適用範囲

SSコラム工法は多様なニーズに応じて様々なご提案を可能にした幅広い適用範囲が魅力の一つです。
適用範囲となるコラム径はφ500㎜~φ1600㎜、コラム長は最大で25.0m(粘性土)までとなっており、粘性土、砂質土、ローム、シラスとあらゆる土質で適用可能なため、この幅広い適用範囲を生かし、ローコスト設計や他工法との比較対象など、皆様方のご要望にお応えいたします。

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狭いスペースでも施工可能なコンパクトベースマシーン

SSコラム工法ではコンパクトタイプのベースマシーンを標準としているため、狭い現場でも施工が可能です。また、リーダーは起伏式となっており、大掛かりな組立・解体作業も不要なため、工期の短縮や仮設・運搬にかかるコストも低減することが可能です。

ベースマシーン

ベースマシーン

ベースマシーン

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